SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・ふぉー

[著者:新井輝/イラスト:さっち/富士見ミステリー文庫]★

 本編で健一が「僕に恋愛は向いていない」とお決まりの台詞を吐きつつあれやこれやと考えている頃、他の人達はこんな事をしてました的な短編集。脇役分補給の為のしょーとすとーりーず。1話目は健一も絡んでるけど、今回は咲良、狭霧、蛍子、鈴璃、エリ、辺りを補えた。

 そういや『そのよん』でエリが鈴璃との対話時に何の事を言ってるのか分からなかったのだけど、前代幽霊マンション住居者との繋がりをを示唆するものだったのか……ってのは各所の感想拝見して初めて分かった事。

 もう幽霊マンションの設定とか全然覚えてねーよ、な状況だったからウィキペディアで調べてみたりとか(マンション退去後の設定なんて完全に忘却してたなぁ)。

 本編に絡んで来そうなネタもちらほら見られたので、その辺に注目して読み拾いつつ、あとはそれぞれの対話に引き込まれ楽しめた部分が大きかったかな今回は。

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     しょーとすとーりーず
     わんつーすりー