[著者:時雨沢恵一/イラスト:黒星紅白/メディアワークス 電撃文庫]★

- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 文庫
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本編のヒロイン・メグが脇役で登場していた『リリア とトレイズ』は殆ど読んでないんだけど、同じ世界の上 にある『アリソン』は全部読んでいるから、多少繋がり で分からん所や気付けない部分があっても付いて行ける んじゃないかなぁ……と手を出してみた新シリーズ。 とりあえず先に言ってしまうと“下巻待ち”状態で終 わってしまった感じ。表に出たのは怪事件に遭遇したら しい6人を凝視する“視線”と、更にその視線の背後を 追う“視線”と。誰が黒幕で何が真相かは闇の中。 まあしかし、そんな奇妙な事件なんぞより余程気にな ってるのは勿論セロンとメグの関係。このプロローグは セロンがメグに告白する直前? そこから過去に遡って いるので、少なくともそこまでは確実に進展するって事 だよなぁ。今の所はセロンがメグにベタ惚れなだけで、 ようやく友達関係になれたってとこか(こうして眺めて ると、まだ友達の始まりなメグよりも、恋してるセロン の言動や仕草の方が妙に可愛く見えてしまうなぁ)。