鋼殻のレギオス7 ホワイト・オペラ

[著者:雨木シュウスケ/イラスト:深遊富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★★

 本妻キタコレ。長らく開催まで引っ張りまくって来た
自立型移動都市同士の対抗戦も、こうして見ると悩める
者達の背中を後押しする“切っ掛け”という一要素に過
ぎなかったのかな? と。都市対抗戦そのものは、想像
してたよりもかなりあっさり片付いちゃった印象だった
んだけど、その最中で様々な事に対して悩み惑い迷う者
達――レイフォンやニーナやフェリにナルキ、などは何
か手応えみたいなものを或いは掴めたのかも知れない。
 都市対抗戦が終わっちまった後で何が残ったかと言え
ば、ニーナの中に眠る『廃貴族』、都市の中枢『電子精
霊』、『イグナシス』という名と『リグザリオ機関』な
ど。廃貴族にはツェルニから離れたグレンダンや天剣授
受者とも繋がりがあるみたいなので、今度は残された最
重要機密っぽい部分が物語に絡んで来るのかなと。
 んで、繰り返すが本妻キタコレ。リーリンとの再会に
よってそっち方面でも嵐が巻き起こる事必至。レイフォ
ンは己の置かれた状況を理解してもっと必死になれ。

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