[著者:おかゆまさき/イラスト:とりしも/電撃文庫]★
おかゆまさき アスキー・メディアワークス 2008年08月
あとがき劇場が素晴らしい。ここ読めば大体「この物語ってどんなもん?」とかいう感触が読む前に掴めてしまうぞ。一言で済ますなら「しょーもない!」ってな具合。褒め言葉……かどうかは微妙な所だ。
大事なのは“超絶お嬢様のエッチな妄想”。それだけあればいいと思う。それだけ強調して押し出しておけば充分だと思う。真面目に陰陽師関連設定出して、妖怪退治バトルアクションとかメインで盛り込んだらダメだから。ぐだぐだになっちゃうから(てか1巻目で既にかなりぐだぐだになってた気がするなぁ)。
期待してた初雪お嬢様のエッチな妄想は、思ってたよりソフトタッチで大人しい感触。挿絵の方が数倍エロかった(ちなみに同時期に読んだコミック版の方が数十倍エロかった)。織人は今んとこ状況に付いて行けず流されっ放し。次は初雪お嬢様のあられもない妄想痴態をもっと読み手の僕達に伝えるべく頑張れ!