[著者：神野オキナ／イラスト：深山和香／ＧＡ文庫］★
色々な要素がまぜこぜになってるけど……一番強調されているのは“女装”と“性転換”と笈也雅のあえて空気を読まない“腐女子っぷり”だろか？ 他は異世界に騎士同士の闘争に魔法要素に神の意思、などが付随して絡んだりとか。序盤からこちらの理解度無視で一気に設定が流し込まれている為、追い掛けて行くのがちょい面倒だったけど、徐々に把握すると共にうまい事持ち直し。難しい所をまろやかに包みつつ、ドタバタなラブコメ＆バトルで纏まってくれたかな。
あとはサツキと姫（ニファーリア）と従者騎士（ジリオラ）とで三角関係に発展するか否か、という部分が注目点。やけにサツキが以前フラれた事やデブってた事が強調されてんだけど、そういうのは伏線なんかなぁ（深読みし過ぎか？）。まあサツキとニファーリアが相思相愛っぽいんだけど、ジリオラの感情はハッキリしないから、その辺りの進展は続きを楽しみに。
