[著者:藤春都/イラスト:森井しづき/HJ文庫]★
前巻に引き続き、アルダのツンデレ度が順当に上昇中。このテのタイプの例に漏れず、ダドリーへの好意的感情が極めて発見し難くて面倒臭い。まあ大抵素直じゃない拗ねた態度が可愛らしく見えたりするものなんだけど、もろに鈍感なダドリーはそういうアルダの感情の機微にはなかなか気付けないだろうねぇ。
んで今回の事。ストーリー展開は面白くて良かったのだけど、肝心のアルダの過去については殆ど触れられず終いで、あまり進展を見せてくれなかった。謎の金髪貴公子と色白少女の事もよく分かってないので、盛り上りを見せるかどうかは続きの内容次第かな。
既刊感想:1