[著者:葉山透/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]★★
新装版第3巻。今回は海洋冒険風ミステリで、これまでの中では最もミステリ要素が強調されたエピソードだったかなぁと。この辺は富士ミス版でも同様の感想だったみたい。おぼろげながら記憶の端に引っ掛かってたらしく、タネも仕掛けも先読み出来てたんだけど(ティラントの動きやナッシュの行方とかね)、それでも海洋冒険な要素とミステリ要素とが巧く噛み合っていて充分に面白かった。
さて……ここまで順調に新装刊行されたんだから、勿論続き出るよね? 出るよね? もうホントにね、ルークとレイリアのこの先の関係と旅の続きを追ってみたいんだよ〜。どうか4巻が出ますように。
既刊感想:金の瞳の女神
アルテナの少女
富士見ミステリー文庫版1、2、3