[著者:周防ツカサ/イラスト:赤人/電撃文庫]★
主人公の柳楽は大抵どんな時でもポジティブ思考でバカな事やってるオモシロイ奴なんで、たとえそれを失笑交じりで眺めるにしても、読んでいて間違いなく楽しい気分にさせてくれる。その辺りが割と好感触な点。ただ、相手にするのがことごとく地球外種族ってのも影響あるんだろうけど、なんかあまり恋愛運が無さそうだよなー、としみじみ思う。
なかなか縮める手段がなさそうな柳楽とモニカとの相違点を如何にして詰めてゆくのか? 恋愛感情ゼロの状況から新しい感情ってやつは果たして芽生えるのだろうか? ドタバタな騒動の中で、とりわけその辺りの行方を追ってみたいかなぁ。あとは不憫過ぎる一之瀬智香にも多少は救いの手を。
らでぃかる・ぷりんせす!
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周防ツカサ アスキー・メディアワークス 2009年01月