[著者:柳実冬貴/イラスト:銃爺/富士見ファンタジア文庫]★★
シュナイダー自らが、己の不甲斐なさを攻め立てていた分の汚名はきっちり返上。そして『最強』の呼び名に相応しい電光石火のヘキサ救出劇で見事に面目躍如。いや〜、これまで本来の能力をずっと発揮出来なくて、散々燻っていたから気持ち良い事この上なし! 終盤ちょっとだけだったけど、グロリアス装備のナンブとシュナイダーとの共闘はすげー熱い展開で良かったねぇ(互いの事を認め合っての共闘ってのは初めてだったんじゃないか?)。
結局拉致られたヘキサは、ドレス姿とかダンスシーンとか、中盤まで目立っていた見せ場も虚しく蚊帳の外だった訳だけど。彼女が何故狙われているのか? と言う要素が今後の展開の鍵となりそう。
量産型はダテじゃない!(3)
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柳実冬貴 富士見書房 2008年04月