蒼穹のカルマ1

[著者:橘公司/イラスト:森沢晴行富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)

 第20回ファンタジア大賞『準入選』受賞作。
 表紙やあらすじの雰囲気だけでうっかり先入観を
抱いてしまったら大変な事になっちゃいました。勝
手に想像してたキーワードっぽいのを挙げてみると
“従妹を護る為の”“シリアスな”“空獣との空戦”
だったんだけど……あれ〜おっかしいなぁ。最初の
内は確かにきっちりそういう要素がはまってた筈な
のに、駆真が本性を曝け出せば出す程ボロボロと剥
がれ落ちて行ってしまったぞ。で、剥がれた奥から
現れたのは、可憐な従妹をただ溺愛する為だけに生
きていると言っても過言ではない変人だったと。
 とにかく駆真が在紗を好き過ぎる勢いに押し切ら
れた感じ。でも続きがあるならば、空獣とシリアス
に空戦やるより今回みたいなノリの方がいいな。