[著者:峰守ひろかず/イラスト:京極しん/電撃文庫]★★
真一が納得のゆく形でイタチさんの絵をスケッチブックに描く事が出来た時、彼女は現世から姿を消してしまう……なんてシリアス寄りな設定があったの今の今まですっかり忘れてたわ。こんな風に忘れた頃に思い起こさせる強調は、そう遠くない未来で“それ”が起こり得る可能性を示唆してるって事なのかなぁ……とか思ったりしたんだけど、今の所あんまりそんな素振りもないみたいだね。真一がイタチさんを描きたくてうずうずしてるのはいつもの事だし。まだ別れの予兆はなさそうでホッとした。
今回は真一とイタチさんのいちゃつきに何度ニヤニヤさせられた事か。しかも二人の仲を凄く応援したくなるいちゃいちゃがまた良いんだよなぁ。
ほうかご百物語(4)
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峰守ひろかず アスキー・メディアワークス 2009年02月