黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて

[著者:細音啓/イラスト:竹岡美穂富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★★

 最後にクルーエルがこうなったのは自然の摂理で
あり、名詠式という世界の中ではごく当たり前の事
であり、納まるべき所に納まった……で、納得出来
るかー! ってのがネイトの気持ちだろうかね。
 しかしながら、クルーエルが覚悟を決めて辿った
ひとつの結末が名詠世界では絶対的な常識、という
のも確かな事実だよなぁ。つまり、ネイトがこれか
らやろうとしている事は、名詠式の常識を根底から
覆す行為に等しい訳で……まあでもここまで来たら、
あとはもうネイトがクルーエルを迎えに行って、二
人で無事に帰って来れる事を願って待つのみだ。

既刊感想:IIIIIIIVVIVIIVIII