[著者:赤松中学/イラスト:こぶいち/MF文庫J]★★
恋した“つもり”を演じていた筈が、心を盗まれ本気で恋に落ちてしまった、というわけか。キンジとアリアからすれば、今回の理子はかなり鬱陶しい存在だっただろうな。キンジをおちょくりまくり、アリアを蔑んでは衝突を繰り返し……とにかく“可愛い”より先に“ウザい”が際立つ娘だったよ。
でも、彼女の真意とか本心とか、そういう大事なモノがちゃんと吐き出された後は、理子の可愛らしい部分が際立って残ってくれたので良かったなと。
で、最後に衝撃的事実が。ん、キンジは兄さんのそういう所に特別な感情を抱いてるって事なの?
赤松中学 メディアファクトリー 2009年03月