[著者:丈月城/イラスト:シコルスキー/スーパーダッシュ文庫]★★
1巻目より前のお話。護堂が如何にして軍神ウルスラグナを殺し、魔王(カンピオーネ)の称号を得たのか? というシリーズ開始当初からずっと不明瞭で疑問だった箇所の穴埋め的なエピソード。なんだよ〜これを一番最初にやってくれりゃ良かったのに〜とか適度に愚痴を零しつつ、1巻目から抱いていた不満と疑問はこれでようやく解消かな?
しかし神殺しをやってのけた割に、あんまり護堂は「凄い!」って印象じゃなかったような……いや、でも、平凡な雰囲気で何となく何時の間にやら大それた事をやってしまう辺りが凄い所なのかもね。
カンピオーネ!(3)
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丈月城 集英社 2009年03月30日