カスタム・チャイルド ―罪と罰―

[著者:壁井ユカコアスキー・メディアワークス メディアワークス文庫]★★

 遺伝子工学分野が発展し続けて、その多大なる成
果として世界にもたらされた恩恵がこういうものだ
ったのならば……本当に心の底から幸せになれる人
なんて居るんだろうか? ……なんて、果てしなく
ネガティブ思考に陥ってしまうのは、春野とか清田
とか冬上とか、遺伝子操作技術によって“幸せを踏
み潰された”例ばかりを見せられてしまったからな
のどうか。願わくばこの三人と、知佳と部長さんと
るう辺りまでは纏めて報われて欲しいものだけど、
ラストのこのやり取りを見た限りでは、皆揃って報
われる、という風には行かないのかもなぁ……。

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