GIMMICK 死神の影武者

[著者:久遠馨/イラスト:ふゆの春秋一迅社 一迅社文庫

GIMMICK 死神の影武者 (一迅社文庫 く 3-1)

GIMMICK 死神の影武者 (一迅社文庫 く 3-1)

 主人公である馨の視点で、彼女の見た事聞いた事
感じた事思った事を、そのまま整理もつけずただた
だ単純に垂れ流すが如くの勢いで羅列して行っただ
けの話。一人称視点の描写としては一見間違いでは
ないようなんだけど、実際にはストーリー展開もキ
ャラクター同士のコミュニケーション描写も何もあ
ったもんじゃなくて、ホントに馨の無軌道な言動が
延々と続くだけなんだもんなぁ。「なに? この行
き当たりばったり感」ってな具合にもなるさ。
 あとがきにあった元ネタを変に弄らず描けば良か
ったような……その方がまだ楽しめた気がする。