[著者:川原礫/イラスト:HIMA/電撃文庫]★★
結局能美の中に深い意図みたいなもんは無かったわけだけど、ただただ欲望に忠実だった分、ある意味非常に分かり易いキャラだったのかもなぁ。本当は能美の行動を通して、『ブレイン・バースト』というゲームの根幹の一端でも垣間見れたらいいなと思ってたんだけど、その辺に関してはあまり収穫は無かったかな。むしろラストの能美を見て、このゲームに対する疑念が一層深まってしまった感じ。
しかし、ハルはホントに成長したよ〜。「おい、そりゃプロポーズだろ」ってな台詞を黒雪姫に言えたんだもの。自分に自信がついた証だと思うよ。
アクセル・ワールド(4)
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川原礫 アスキー・メディアワークス 2010年02月