[著者:高木敦史/イラスト:笹森トモエ/角川書店 角川スニーカー文庫]★★
“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 高木 敦史,笹森トモエ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: 文庫
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シリーズ第2巻。ことごとく自分の意図通りに宮 本を誘導してみせる菜々子さんも凄いが、菜々子さ んの意図を読んで彼女のシナリオ通りに誘導されて みせる宮本もかなり凄い奴なんじゃないか? さす が菜々子さんが目を付けた逸材ってとこかな。 でも、宮本からしてみれば「これって恋……です か?」と気付いた所で、想い人には既に大切な存在 が居たという。そりゃ切ない溜息も漏れるわ。この 続きあるのか分からないけど、宮本が菜々子さんに 踊らされる別のシナリオもまた見てみたいな。 既刊感想:Nの悲劇と縛られた僕