よろず屋退魔士の返済計画2 魂縛りの少女

[著者:SOW/イラスト:蔓木鋼音/オーバーラップ文庫]★★★

よろず屋退魔士の返済計画 2 魂縛りの少女 (オーバーラップ文庫)

よろず屋退魔士の返済計画 2 魂縛りの少女 (オーバーラップ文庫)

 祢屋さんはただのインチキ霊能者ではなかったん ですね。それでも、カリスマ性があって手広く仕事 をこなして金を荒稼ぎして人脈が豊富で……と、只 者じゃない感はありましたけど。普段のやり取りか らは、ただみぎりにたかられてる残念な一般人程度 にしか思えなかったです。霊能力の“インチキ”と いう部分も実は意味があって、そう言った部分も含 めて彼女の素性には驚かされました。狗朗はまだそ の事を知りませんが、今後の二人の掛け合いはこれ までとちょっと違ったものに見えて来そうですね。  狗朗の百億円借金返済への道はまだまだ遠くて果 てしない。一回の大仕事では結構な額を稼いでるん ですけどね。それも百億の前では微々たる量です。  今回も、狗朗を逆恨みする腐れ外道との戦いに足 を踏み入れます。前回は神堂家で今回は追儺家から の刺客。借金の件も含め全部父親のせいなのに酷い 仕打ちですよ。精神的に病んでもおかしくないと思 うんですけど、そうならないで居られるのはきっと みぎりの存在が大きいんでしょうね。厄介な『魂魄 契約書』の見方も少々違ったものになりました。 既刊感想: