- 作者: 瑞智士記,〆鯖コハダ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 文庫
- クリック: 25回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
まだアッシュと顔合わせをしていなかった生徒会 役委員のうちの一人、書記のルッカ・サーリネン登 場。掴み所のないふわふわとした印象なのは、感情 表現が乏しいせいでしょうか。その性格が原因でパ ルである竜・ガウェインと意思疎通が途切れてしま い、竜騎士なのに竜に乗れない状態のルッカの助力 になろうとする所から今回のお話は始まります。 初登場で表紙飾ってメインイベントがあるって破 格の待遇です。ただ、ルッカ自身の問題の克服より も、これまで敷いて来た伏線が徐々に回収されつつ ある所が気になったかなという感じでした。特にエ ーコの件は近々謎が明かされそうな雰囲気です。 あとはミルガウスの事。竜殺しで処刑された筈の ジュリアス王子と瓜二つなのは初耳だったので驚き ました。名前だけは何度も“竜殺し”と強調されて 挙がってたので、何かあるとは思ってましたが。こ の件のほかに、ミルガウスの口振りからはエーコと も何か浅からぬ因縁がありそう。アッシュを巻き込 みつつ、話が大きく動きそうな予感がしますね。 既刊感想:I、II