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現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと

読書感想

[著者:師走トオル/イラスト:KEI/電撃文庫]★

 歴代のセガハード(セガが発売したゲーム機の本
体)が女神様という設定で、そのセガの女神様が擬
人化して日本の地上に降り立ち、主人公の実家の神
社に住み着いてしまう辺りから物語が始まります。
 タイトルにピンと来なければあんまり手に取らな
いとは思いますが、最低限10年〜20年程前の家
庭用ゲーム機事情を知っていないと楽しみ所が分か
らない。その頃ゲーム好きだったなら充分楽しめま
す。更にセガ信者ならその10倍位どかんと盛り上
がれそうですが、同時に多大な敗北感を味わう事に
もなりそうです。この辺は読み手次第でしょう。
 ゲームハードで躍進出来なかった事を、夢実(ド
リームキャストの神)もほたる(セガサターンの神)
も自覚している為、かなり劣等感や負け犬根性が滲
み出ています。それでも自分の性能に自信を持って
いる所で、明るさや楽観的な雰囲気が保たれている
のかも知れません。まだ登場していないセガハード
や、勇雄のお姉さんとかも出て来て欲しいですね。