アクセル・ワールド10 ―Elements―

[著者:川原礫/イラスト:HIMA/電撃文庫]★★★

アクセル・ワールド〈10〉Elements (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈10〉Elements (電撃文庫)

 『遠い日の水音』……凡ミスでバーストポイント
全損の危機に瀕したハルユキが、『用心棒』と呼ば
れるプレイヤーに助けを請う事になります。レベル
1から2へ上がった頃のお話です。用心棒ことアク
ア・カレントは、次の黒雪姫のお話で彼女と旧知の
間柄で四元素(エレメンツ)の一人らしい事が判明
してるので、いずれ再会を果たす事になるのでしょ
う。ただ、最後に記憶を消された為、ハルユキ的に
は“二度目の初対面”になるのでしょうかね。
 『最果ての潮騒』……3巻の時に沖縄旅行中だっ
た黒雪姫メインのお話。ハルユキ達も大分難儀して
ましたが、こちらも大変だったんですね。東京以外
にもバーストリンカーが存在する事が低確率ながら
示されました。今回は沖縄でしたが、別の遠い地で
の出逢いがいつか描かれるかも知れません。あと恵
の事はちょっと驚きでした。最後の加勢は奇跡とも
言える流れでしたが、そのお陰であまり描かれない
現実での二人の友情が垣間見れて良かったですね。
 『バーサス』……SAOからキリトがゲスト参加
でシルバー・クロウとの対戦。好敵手同士な雰囲気
で交互に視点が目まぐるしく変わる対戦は実に見応
えありました。仮想世界技術における二つの世界の
比較みたいな描き方も興味深くて面白かったです。

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