- 作者: 鴨志田一,溝口ケージ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: 文庫
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シリーズ第2巻。咲太以外の全人類から存在を忘 れ去られてしまった麻衣の問題も無事解決し、晴れ て彼女から付き合いOKを貰った翌日、目を覚まし たら日付が昨日になってた。え? 僕は一体何を言 っているんだワケが分からない、からの続きです。 尻を蹴り合った間柄の後輩、古賀朋絵が発症させ たらしき『思春期症候群』に咲太が巻き添え食う形 で話が進んで行きます。友達との関係を壊さない為、 孤立する自分の姿を晒したくない為、朋絵は咲太と 嘘の恋人同士を演じます。その結果どうなったかは ……まあ深く知れば知るほど嘘では済まされなくな る、というやつですね。咲太が自分の気持ちを全く 揺るがせずに朋絵を支えてくれたお陰で、悔いの残 るような結末にはならずに済んで良かったです。朋 絵にとって時間の巻戻りで咲太との記憶が残ったの が良いのかどうかは分かりませんが、何か色々と吹 っ切れて前より良い顔してるなあと感じました。 既刊感想:1