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ぼくのゆうしゃ3

読書感想

[著者:葵せきな/イラスト:Nino/富士見ファンタジア文庫]★★

 異世界に召喚された勇者トオルと仲間達が、女神
さまを起こしに行く旅。その本格的な始まりの道中
での色々な出来事が今回のメインです。時間を掛け
れば目的を達成する事が出来る条件ばかりに見えま
すが、中盤以降かなり雲行きが怪しくなります。
 道中で新たな魔人の襲撃を受けてしまうのですが、
明確にトオルが標的にされて命の危機に晒されると
なると、もう楽観的には進めないかなあという感じ
がしました。前半で雑魚モンスターと戯れていたり、
道中の料理分担でごちゃごちゃ楽しく揉めたりって
のが何だか遠い日常のように思えてしまいました。
 シリアスダークな展開に落ちるにはまだ猶予はあ
りそうですけど、トオルも理性を失うと相当やばそ
うですし、現実世界は相変わらずどんよりしてます
し、時間の問題じゃないでしょうか。魔人ゲインが
去り際に残した台詞とか、現実世界でトオルの兄ヒ
ロキが呟いた言葉とか、気になる伏線も多いですね。

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