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さくらコンタクト route B 真智ありす

読書感想

[著者:日日日/イラスト:三嶋くろね/このライトノベルがすごい!文庫]★★

さくらコンタクト route B 真智ありす (このライトノベルがすごい!文庫)

さくらコンタクト route B 真智ありす (このライトノベルがすごい!文庫)

 桜の大木に花を咲かせた者には恋人が出来るであ
ろう、という伝説がある地方都市。その舞台設定だ
けを共有して、違う著者が異なる物語を執筆し合う
『シェアワールド・ノベル』。前作の『route A』
では七月隆文さんが、そしてこの『route B』では
日日日さんが物語の執筆を担当されています。
 前作の小河桃子編が異能力系ラブコメとするなら、
今回の真智ありす編は怪異系ラブコメという印象で
しょうか。『佐保姫さま』と呼ばれる桜の伝説自体
オカルト要素が強いので、こちらの方が桜の木の伝
説とより密接した内容だったかなと思いました。
 で、ありすって確か桃子編の時は影も形もありま
せんでしたよ、ね? なので双方の物語の繋がりは
薄いです。桃子も咲耶もこちらでは完全に脇役なの
で、読み終えて道筋もエンディングも全然違うんだ
なあと実感しました。こういう感じがシェアワール
ドの醍醐味なのかも知れません。シリアス多めで春
彦が死ぬ気で好きな人を助けたいと頑張る姿は変わ
らずで、その辺はしっかり繋がっているようですね。

既刊感想:route A

本書は宝島社様より頂きました。有難う御座いました。