- 作者: 椎田十三,憂姫はぐれ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/08
- メディア: 文庫
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なにちゃっかり告白したのを誤魔化して無かった
事にしてるの高砂さんよ。やっぱり「物は言いよう
だなあ」と何度も何度も口から漏れてしまいます。
不自然なものを無理矢理捻じ曲げて自然な形に見
せ掛けているのは、まあ重々理解してはいるんです
がね。それでも高砂と薫の間の歪みは何とかならん
もんかな、と思ってしまうのも仕方の無い事で。
そこをガツンと一発切り開いてくれた宮前の存在
感と行為とが、もう本当に想像してなかった意外な
もので。特に終盤は宮前の株爆上げでしたよ。二人
に言いたかった事を全て代弁してくれたお陰で、溜
まっていた鬱憤が大分発散されました。これで終わ
りか続くのか微妙な所ですが、さてどうなるやら。
既刊感想:1、2、3、4