- 作者: 屋久ユウキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: 文庫
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弱キャラ(友崎)が自立しようといくら頑張って みても、所詮は強キャラ(葵)の掌の上。友崎の志 願で、葵との師弟関係として、幾度もこれと同じ様 な場面を目の当たりにして来た筈なのに、それでも なお葵の腹の内の底知れなさに戦慄が走りました。 ただ、完璧な中にもほんの僅かな揺らぎがあった 様な。エリカの仕打ちに対する剥き出しの感情なん かはそんな感じで、平常の態度とはちょっと違うな って印象はありました。だからって芯が揺らぐ事は ないんでしょうけど、隙が見えてしまったのは独自 で動いていた友崎の影響も絡んでいるのかなあと。 友崎はアシストになりましたが、成果はたまちゃ んの行動に全て表れてくれたので良かったですね。 既刊感想:1、2、3、4