- 作者: 岡本タクヤ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ちょっとプリシラ一人だけ悪目立ちしているんじ
ゃないかなあ、って気がしてます。そこに大抵の場
面で浩介が付随しているのですが、この二人以外に
活躍の場があまり与えられていないんですよね。
気合入れてキャラクターの個性を引き出すと同時
に、充分な描き分けから印象に残るよう導いてくれ
た前巻の紹介は何だったのか。個性の引き出しが誰
も彼も限定的で、見せ場に繋げるのは容易でないの
かも知れません。が、それにしても何となく周りに
居るだけで埋もれてしまってるのは実に勿体無い。
空しく冷め切ったように見える、幼馴染み関係の
盛り上がりには当分期待出来そうもないので、せめ
てプリシラ控えて脇役達を立たせて欲しいです。
既刊感想:1