[著者:カミツキレイニー/イラスト:nauribon/ガガガ文庫]★★
- 作者: カミツキレイニー
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 文庫
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全て想定通りに、とは行かなかったような感じで
した最終巻。“六花のマガツカミ”を順番に討伐す
る流れで来ていたので、最終的な所は「六花自身が
蘇生されるかどうか」で変わらないとして、過程の
部分は七日対六花のマガツカミ→討伐して依り代奪
還、と引き続き進んで行くものと思っていました。
前巻からちょっと違う方向へ傾き掛けている印象
はありましたが、残る六花のマガツカミの処遇につ
いては曖昧なものになっちゃってましたね。正直ロ
サとラティメリアのやり取りを見て、生かして欲し
い気持ちが芽生えましたし、一方で白黒ハッキリつ
けて欲しい気持ちもありましたし。全て納得とはな
りませんでしたが、この結末には概ね満足です。
既刊感想:1、2、3