現実主義勇者の王国再建記III

[著者:どぜう丸/イラスト:冬ゆき/オーバーラップ文庫]★★★

現実主義勇者の王国再建記III (オーバーラップ文庫)

現実主義勇者の王国再建記III (オーバーラップ文庫)

 戦後処理編。戦争やってる時とはまた別種の大変
さ面倒さが膨大にありました。その中でもソーマの
精神的な部分での危うさってのがやっぱり何処かで
ありまして。特に今後の政策の影響を見据えた上で
“人を裁く”行為を決断した時などでしょうか。
 今までのソーマに経験や耐性は皆無だったわけで
すから、立場的に断罪しなければならないとは言え、
苦痛や重圧は計り知れないものだと思うんですよ。
 ただ、自身が暴走するかも知れない自覚はあるよ
うで、そこを垣間見れたのでホッと出来ました。い
ざという時の抑止力を立てたのはその表れなのかな
と。抑制出来ている内は大丈夫でしょうが、状況次
第でどうなるか分からない不安は常にありますね。

既刊感想:II