ヴァルハラの晩ご飯V 〜ドラゴンと神殺しの主菜〜

[著者:三鏡一敏/イラスト:ファルまろ/電撃文庫]★★

 アンドヴァリとアンド料理長の“アンド”は思わ
せ振りなだけで、ヘルヘイムでロキが見た大量のセ
イとブリュンヒルデについてはサッパリ分からず終
い。この辺の描写は結局何だったんでしょうね。
 本来想定していたゴールはこうではなかったんじ
ゃないかなあ。最後に、アンドヴァリがロキについ
て含みのある物言いを置いて去って行った事も重な
って、どうにもスッキリしない終わり方でした。
 セイの性質が予言されていたラグナロクを発生さ
せる引き金になるのかな? とか、そんな想像も巡
らせていました。実際には、これだけオーディンが
警戒していたにもかかわらず何事もありませんでし
た。まあそういう事なんでしょうね。残念です。

既刊感想:IIIIIIV