[著者:カミツキレイニー/イラスト:白狼/角川スニーカー文庫]★★
かりゆしブルー・ブルー 空と神様の八月 (角川スニーカー文庫)
- 作者: カミツキレイニー,白狼
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (8件) を見る
まず最初に「どんな呪いだよそれ!」ってツッコ ミ入れたくなりました。回避不可。いきなりさり気 に当たり前の様に告げられたらびっくりしますわ。 しばらくは春秋の言葉を聞いても祓い人の存在の 話を聞いても、そもそも怪異自体が割と現実離れし ている為、白結木島の神秘性を肌で感じた所で半信 半疑の気持ちはなかなか抜け切れませんでしたね。 空や流威奈の身近に寄り添っているのを目の当た りにして、ようやく実感が得られたと言うか。それ でも空の力量で春秋の意味不明な呪いを解除出来る のか? って漠然とした不安はありましたけど。 最後は苦味の残る断ち方だったかも知れませんが、 空と新しい縁が出来た事で少しは救われたのかな。