- 作者: 屋久ユウキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 文庫
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クラス内のごたごたやギスギスした空気もよう やく治まり、こうして友崎が葵の指導を受ける通 常運転な風景を見るのもなんだか久しぶりな感じ がしました。相変わらず友崎にとっては乗り越え るハードルが高過ぎな難題を吹っ掛けては来ます が、そんな日常も何となくホッとさせるもので。 そんな葵からのミッション発令を受けて、難題 こなしつつ自身のレベルアップを図る、と言うこ れまで同様の展開でした。が、終盤で友崎による “気付き”や、水沢の鋭い観察眼によってぐっと 引き締まった空気に変化してくれました。果たし て友崎が自身で自虐と弱キャラを脱却出来るかど うか。文化祭本番が大きな山場となりそうです。 既刊感想:1、2、3、4、5