現実主義勇者の王国再建記IV

[著者:どぜう丸/イラスト:冬ゆき/オーバーラップ文庫]★★★

現実主義勇者の王国再建記IV (オーバーラップ文庫)

現実主義勇者の王国再建記IV (オーバーラップ文庫)

 ここまでが物語の第1部だそうで、1巻目から
大きな起承転結構成になっていると知って、「成
る程」と納得する形での締めとなっていました。
 確かに先王の暴挙とも言える異世界人のソーマ
への王位継承は衝撃的でしたが、もうそんなの遠
い過去のように感じられるくらい本当に色々と厳
しい現実がありました。内戦から始まり、隣国と
の抗争、自国の平定からの戦後処理、一旦落ち着
いてからの新たな改革の準備と実行、などなど。
 最後に先王から、ソーマがこれまで抱き続けて
来た幾つかの問いに対する真相が語られた時点で、
ようやくとてつもなく大きな山を一つ越える事が
出来たような、そんな気持ちに落ち着きました。

既刊感想:IIIII