最果てのパラディンIII<上> 鉄錆の山の王

[著者:柳野かなた/イラスト:輪くすさが/オーバーラップ文庫]★★

最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)

最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)

 獣の森の『ヒイラギの王』から破滅の予言を受
け、かの『不死神』から挑めば必ず敗れ死すと親
切かつご丁寧に念押しされ、己が信仰する『灯火
の神』からも敗北濃厚を告げられ、果たしてウィ
ルがどんな決断を下すのか。ここが大いに見物で
したが、まあやっぱりと言うか何と言うか、ウィ
ルならそうするだろうなあって回答でしたね。
 ここからどう災厄を攻略して行くかは下巻へ持
ち越しでしたが、今回最後に嬉しい事が待ってい
ました。普段は領主と聖騎士の顔で振舞っている
ウィルも、ここではおじいちゃんに甘える孫の顔
で。元々気負いは無いようですが、素を曝け出す
事で肩の力が抜けて良かったんじゃないかな。

既刊感想:II