ようこそ実力至上主義の教室へ8

[著者:衣笠彰梧/イラスト:トモセシュンサクMF文庫J]★★

 良くも悪くも高円寺の自由人気質が際立っていま
した。これまでと同様に誰であっても制御不能な変
人ぶりを発揮して周囲を混乱の渦に巻き込んでいま
したが、高円寺から自発的に思惑が語られたのは初
めてだったのではないでしょうか。そこまで引き出
した南雲の底知れなさを感じつつ、それでも全く動
じない高円寺の凄味も見せ付けられられました。
 今回から3学期突入で、特別試験の内容から上級
生との絡みが頻繁に見られるような内容でした。清
隆は特に際立った動きは見せず、暗躍みたいな事も
せずに、南雲の真意を看破しても静観の態勢。3年
生とはあまり接点なくお別れかなと思いきや、卒業
前にもうひと波乱起こりそうな予感もありますね。

既刊感想:4.57.5