SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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魔術破りのリベンジ・マギア 6.九尾の権能と鬼哭の獣

[著者:子子子子子子子/イラスト:伊吹のつ/HJ文庫]★★

魔術破りのリベンジ・マギア 6.九尾の権能と鬼哭の獣 (HJ文庫)

魔術破りのリベンジ・マギア 6.九尾の権能と鬼哭の獣 (HJ文庫)

 晴栄が魔女学園在学中に里帰り出来るとは。こっ
ちである程度経験と実績を作ってからかな、と思っ
ていました。もっとも、晴栄への帰郷の勧めも、学
園から遠ざけたいマリーの思惑か何かあるみたいで
したけど。その辺は今回伏せられたままでしたね。
 伏せられていたと言えば、晴雄が成そうとしてい
る事も意味深で気になるんですよね。ティチュが絡
んでいるらしいですが、これもまた進展待ちです。
 今回のメインは狐狼丸、と『白面金毛九尾の狐』
との因縁と、晴栄との契約の絆が試されるお話。途
中“彼”が絡んで来てニヤリとさせられたりも。最
後の最後、力で滅するのではなく、語り掛けるよう
に相手を諭して鎮める所がとても印象的でした。

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