[著者:鶴城東/イラスト:なたーしゃ/ガガガ文庫]★★
- 作者: 鶴城東
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/05/17
- メディア: 文庫
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第13回小学館ライトノベル大賞 『ガガガ賞』&『審査員特別賞』受賞作。 現代社会に魔術要素が突如現れた、みたいな感じ で最初ちょっと面食らってしまいました。根本の発 生起源などにはあまり詳しく触れられてなかったの で、とりあえず既に魔術要素が一般に受け入れられ て定着している状況、と捉えておけばいいのかな。 もしもクラスメイトの美少女が使い魔になったら ……と言う状況は確かに間違いじゃないですが、む しろ主人の方がこき使われているような? 想太の とにかく気力無しで面倒臭がりの事なかれ主義な性 格で、こうなってしまってる所もありますが、二人 の掛け合いは見ていて楽しく微笑ましいですね。 想太の過去の件は大分伏せられたままなので、次 は茉莉花と千影との過去もハッキリ見せて欲しい。