[著者:二丸修一/イラスト:しぐれうい/電撃文庫]★★★
学園ラブコメ風味だったのが、今回は芸能界を背景にしたラブコメっぽい仕上がりで、特に中盤以降は大分予想してたのと雰囲気が違ってたなあって印象でした。
前巻ラストの衝撃を目一杯引き摺って、傷心のへなちょこ野郎と化してしまった末晴。同じく自爆して気持ちが地の底まで沈み込んでしまった黒羽。ほぼ修復不能な関係がどうなって行くのかと気にしながら追っていましたが、結局最後は“タイトルの正しさを証明する”ような着地だったかな?
この末晴の様子だと、やっぱり黒羽(幼なじみ)の勝ちは揺るぎないもののような気もするんですけど、簡単に確定させない波乱がまだまだ起こりそうな感じもありますよね。
既刊感想:1
幼なじみが絶対に負けないラブコメ2
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二丸 修一/しぐれうい KADOKAWA 2019年10月10日