[著者:来生直紀/イラスト:柴乃櫂人/富士見ファンタジア文庫]★★★
神官治癒師の復讐劇
最初から既にそうなる事が分かっていたとは言え、なかなかにエグい仕打ち。絶望と憎悪を得たレイズへの感情移入が増すと同時に、絶対強者への復讐に期待が高まる展開。7人の勇者
今回レイズのターゲットとなったイオナ以外の個々の性格や能力、そして勇者達の相関関係やそれぞれに抱えている思惑などは大いに気になる所です。レイズが辿る道
冷静に復讐する事だけしか頭に無く、刺し違えてでも成し遂げる、みたいな雰囲気。破滅への道を辿っているような危うさがありますが、シルファとアージュが歯止めの癒しとなって欲しいですね。次なるターゲットは?
序盤で面識があったのはディーンとギンカ。たとえ誰が相手でもレイズが圧倒しそうですが、逆に相手にも“対レイズ特効”みたいな切り札があると厄介な事になりそう。世界最強の復讐神官 ~神に仕えし者、魔王の力を手に入れる~
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来生 直紀/柴乃 櫂人 KADOKAWA 2019年10月19日