[著者:笹塔五郎/イラスト:あれっくす/オーバーラップ文庫]★★
転生前の《剣聖》ラウル・イザルフ
主人公アルタ・シュヴァイツの前世について、実際の所あんまり詳細って語られてませんでしたよね。アルタ自身が前世を然程気にしてないからなのか。よくあるものとして“どんな最期を遂げたのか”とか。この辺りの話はちょっと聞いてみたいかも。十二歳の騎士は金を稼いでスローライフを送りたい
前世の『最強』を引き継いだこの強さなら、生涯生活費なんてあっさり稼げそうな気もしますけど。ただ、アルタは俗世からいち早く離脱したいと考えていても、実力を知る周囲が簡単に逃がしてはくれないんじゃないだろうか?途上の《剣聖姫》
一般視点ではイリスってめちゃくちゃ強いんでしょうけど、師事するアルタが桁違いなので、それ程圧倒的な強さを感じる間も無かったでしょうかね。その分アリアと共に今後の成長が楽しみでもあります。《剣客衆》とは何だったのか
アルタとの戦いを見続けていると、ね。次期王位に最も近いイリスはこれからも狙われ続けるでしょうし、そうなればアルタでも一筋縄では行かない相手と遭遇するかも知れない。むしろそんな展開の方がより盛り上がってくれそうですよね。生まれ変わった《剣聖》は楽をしたい 1 ~最強の《剣聖姫》の護衛になりました~
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笹塔五郎/あれっくす オーバーラップ 2019年11月25日