SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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錆喰いビスコ5 大海獣北海道、食陸す

[著者:瘤久保慎司/イラスト:赤岸K/電撃文庫]★★

北海道襲来!
 北海道が生物で? 九州を喰らおうとしてる? え、ちょっと意味がよく分からない……ってなるでしょそりゃあ。規模がいきなり拡大し過ぎてびっくりした。でも北海道が“生きている”のは、この物語では元からそうなんですね。

ちびっこビスコ
 シシの攻撃で若返らされてしまう。なんかこっちの方が名前としっくり合ってるよね。能力低下で苛立ってましたけど、段々その姿に慣れて自然と適応出来たような感じで。弱体化のハンデも感じさせませんでしたよね。

相棒
 ビスコとミロ。お前らは恋人同士か! いや、もうビスコは結婚してるんだけどさ。今回は妙に接近度が増しているような気がしたんですが、気のせいかな? ビスコも全然照れなくミロと熱い抱擁を交わしたりしてるんで、もう慣れて当たり前になったと言う事か。

お前は誰だ?
 シシの心を救って無事エンディング……かと思いきや。なにやられ役が突如出しゃばって来てんの? と結末の余韻を邪魔されて睨んでいたら、まさかの人物が? いや、正直名前も存在もすっかり忘れててごめん。次でビスコに絡んで色々思い出させてくれ。

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