[著者:キタハラ/イラスト:慧子/KADOKAWA]★★
ガチゲイ
割とがっつり、ヤるとこまでヤっている。熊本くんはノンケで、周囲がゲイだらけでゲイに好かれてゲイに引き摺り込まれる、みたいな? でも嫌がってはいないから、熊本くんの“本質”は“そっち”だったのか?勝手に予言された死を突破する為に
『普段自分が決してやらない行為』=『ゲイ向けのDVD出演』で、そこに自分の身を委ねなければならなかったのかどうか。自主的に、望んで、なので熊本くんを通しての忌避感は意外に抱かなかった。『さよなら、けだもの流星群』
どこまでが熊本くんの創作で、どこからが実体験の現実なのか? オカルト、ホラーも入り乱れて最後の方はちょっと見失ってしまいました。そうなるよう意図的に仕組んでいたようにも見えたけれど……。最後に熊本くんの手を握ってくれたのは?
ここも読み返しても「ハッキリとは分からなかった」でした。あえて曖昧にしてるいる風なので、自分でそうだと思った人物を、口には出さずそっと心の中に浮かべる程度が丁度良いのかな。熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス
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キタハラ/慧子 KADOKAWA 2019年12月13日