[著者:羽田遼亮/イラスト:fame/富士見ファンタジア文庫]★★
過保護な女神様
「愛しの息子に悪い虫は寄せ付けませんわ」とばかりに、女神アリア、擬人化でリアと名乗りウィルの元へ降臨。どうやら苦渋の決断で息子を旅立たせたのに、お持ち帰りしたくなったらしい。やれやれ。純粋培養なので
「いや、気付けよ!」とウィルに突っ込んだものの、直後に純粋かつ世間知らずな彼には「無理だ」と諦める。多分ルナマリアも、ウィルの事をよく理解しているからこそ同様に諦めている。ウィルの出生
ちょっとその辺りに迫るエピソードは興味深いものでしたが……。でも、育ての親の神々は、知らなさそうな顔してたけど実は知ってるんじゃないかなあ。どうなんだろう?目的らしい目的は無い
実の所。最初からその辺りの様子は相変わらず。神々がこっそり見守っているし、何よりウィル自身の強さが規格外なので安心して見ていられる。ただ、その反面、何か大きな目的を持たせて欲しいと思う事も。既刊感想:1
神々に育てられしもの、最強となる2
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羽田 遼亮/fame KADOKAWA 2020年01月18日