[著者:三河ごーすと/イラスト:茨乃/MF文庫J]★★
蘇生術式
セリカ蘇生の謎の解明。これがあれば蘇らせ放題? とは行かず、上手い話には相応の代償が必要なわけで。ただ、不完全ながらも奇跡の成功を遂げた事により、後にこのセリカの存在が大きな意味を持つ事に。『胞子獣』とは?
何故、汚染物質に感染すると胞子獣化するのか? 何故、S級魔法騎士の死がステージ5胞子獣を生みだしてしまうのか? までを完全回答。でも正直難解かった。何度かそこを読み返して、大まかには理解出来たかどうか。終着点
最初に雪菜の変異率を聞かされて、展開的に全滅エンドもちらついたりしてましたが。全滅寸前からよくぞここまで……ってなりましたよね。決して冬真だけの功績ではないけれど、最後は『娘を一途に想う父親の力』がものを言ったのかなと。理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?
世界の全ての真相を理解した上で、雪菜にこの台詞を言わせるまでの物語。あるいは、父親である冬真に聞かせる為の物語。……だったのかなあって、何となく、終わってホッと一息ついた所で。理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?4
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三河 ごーすと/茨乃 KADOKAWA 2020年01月24日