[著者:荒三水/イラスト:さばみぞれ/モンスター文庫]★★
もしも席替えで隣の席になったクラス一の美少女が突然親し気に声を掛けて来たら
野郎だったら大抵心惹かれる。ごく一部で直感的に関わりたくないと思って警戒する。悠己みたいな無気力無関心って、滅多に居ないんじゃないだろうか? この時点で、既に唯李とのやり取りが面倒臭そうな予感はあった。隣の席キラー
唯李にそう言ったイメージが強く定着してしまっていて、全然その気も無いのに噂を払拭出来ないのが辛い所。ほとんど悠己との掛け合い描写のみに徹底してしていたので、周囲からどう思われていたのかは把握し切れなかったけれど。兄妹
悠己の妹の瑞奈について。精神面で妙に胸騒ぎのする危うさがあって、何か良くない事が起こるのでは……と物凄く不安でした。終盤で胸の内に抱えていた事をお兄ちゃんにぶちまけてくれたので、少しだけ安心出来たかな。隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた 1
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荒三水/さばみぞれ 双葉社 2020年01月30日