SIDE ONE ~ラノベの感想を日々書き連ねる~

ラノベの感想を日々書き連ねるブログ

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 その2

[著者:長岡マキ子/イラスト:magako/富士見ファンタジア文庫]

 月愛との交際が順調な裏側で、海愛のヤンデレ気質が膨らみ続けていたから、非常に不安感が募る展開でした。特に双子の姉妹、どちらも龍斗に好意を抱き、過去の家族関係に深い因縁がある。月愛が「龍斗は大丈夫」と思う程に、『大丈夫じゃないフラグ』をビンビン感じるような雰囲気でしたよね。

 その辺りの問題が浮き彫りになる。避けては通れず、また龍斗が月愛と付き合う上で決して避けてはいけない問題。紆余曲折ありましたが、腰を据えて話し合う事、お互いに相手の事を理解し合う事の大切さ、などを深く実感させられるお話でしたね。

既刊感想:

ただの屍のようだと言われて幾星霜、気づいたら最強のアンデッドになってた2

[著者:九頭七尾/イラスト:チワワ丸/富士見ファンタジア文庫]

 相変わらずコミュ障が過ぎる、ノーライフキングこと最強アンデッドのジオン。今回学んだ事は、『自分に良くしてくれる人達にまで、コミュ障発揮してる様子ほどもどかしいものはない』、でした。ジオンがハッキリ事情を説明出来なかったり、面と向かってお礼を言えなかったりしたせいで、誤解が誤解を呼んで大事に発展してましたからねえ。

 でも、ようやくまともに喋れる相手が見つかってくれた! 理解者候補筆頭だったリミュル。ある意味彼女が救世主に見えましたよ。これで、多少は他者との意思疎通も改善されるんじゃないかなあ。

既刊感想:

スパイ教室 短編集01 花嫁ロワイヤル

[著者:竹町/イラスト:トマリ/富士見ファンタジア文庫]

 1巻と2巻の間くらいの頃の短編エピソード集。まだ『不可能任務』に挑めるようになる前、『灯』チーム結成以前のクラウスが課した彼自身を打倒する修行に、少女達が苦戦を強いられていた頃。

 端的に言うと、クラウスの『花嫁』を暴け! 任務の都合上、彼が『形だけ籍を入れていた』相手メンバーは誰だ? をメンバー間で探って行くお話。長編よりも日常感が色濃く表れていて、和やかな雰囲気と賑わいがありました。あとは、少女達一人一人の掘り下げ描写が結構効いていて、個々の特性に深く触れる事が出来たんじゃないかな、と。

既刊感想:

世界最強騎士団の切り札は俺らしい 無敵集団の中で無能力者の俺が無双無敗な理由

[著者:輝井永澄/イラスト:bun150/富士見ファンタジア文庫]

 周囲の人達から得体の知れなさで忌み嫌われている、主人公・ミヤと彼の特殊な異能力。正直な所、その力の全貌を掴めたかと言うと、「まだよく分からんなあ」って思わず声が漏れてしまう手応え。

 ミヤへの攻撃に対する『能力無効化』なのは、間違い無いんですけど。ただ、本質はそれではなくて……うーん、何だろな? あらゆる状態を『ゼロ』にして、様々な無敵効果をもたらす、みたいな感じ、なのかなあ。何せミヤ自身も上手く説明出来てないもんだから。いずれこの世界の理から外れた能力に、深く踏み込んで行く事になるんでしょうかね。

勇者の息子の超・商人道! 幼なじみが美少女魔王になって求婚してきたんだが

[著者:上総朋大/イラスト:ぷきゅのすけ/富士見ファンタジア文庫]

 勇者適性を盛大に蹴って、夢である商人道を進んで行くお話。商売に関しては割とざっくりな触れ方で、あんまり深掘りガッツリ感はないです。レッシュに商業の才覚がるのかどうかはハッキリ分かりませんでしたが、数年経って成功を収めてるようなので、熱意は充分報われているって感じでしたね。

 問題なのが、あっさり魔王になっちゃった幼なじみのファルとの付き合い。規格外過ぎて誰にも手が付けられなくてヤバい。一応終盤で彼女に対する『抑止力』的なものは見出せましたが……結局レッシュ自身の『問題』はどうにかしなければならない。