[著者:くまなの/イラスト:029/PASH!ブックス]
BOOK☆WALKERクマ娘、起業家になる。人を雇ってにわとり飼育で卵を生産・販売って、現実世界で言う所の会社経営の発想をあっさり行動して実現させているわけですよ。
しかも、自分のお金儲けや利益を得るためではなく、自分以外の誰かの救いになろうとしての行為ってのがまた目を見張るものであり、ユナって子の面白い所だなあと。
個人的には、ユナって『他者貢献の塊』みたいな存在だと思いました。おそらくユナ自身は自覚無しでしょうけど、大抵の場合が自分が救いたい誰かの為に、と言う気持ちが行動の起点になっている。
言い換えると、ユナが『自分がこうしたいと思って行動した事』が“他人を救う事”に繋がっている、となるのでしょう。こう言った打算なき自由なユナの行為を見るのも、またその影響で誰かが救われる姿を見るのも実に気持ちの良いものです。
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