[著者:日下弘文/イラスト:克優希/富士見ファンタジア文庫]★
……果たして涼牙は気付いてんだろうか? エレナを“ガキンチョ”呼ばわりしている限り、自ら「俺様はロリコンだぜぐへへ」と主張している事に(気付いてない、ってか自覚は無いだろな)。或いは、名前を呼ぶ事に特別な意味を持たせる為、あえてエレナとは呼ばずにガキンチョと呼んでるんだろか? ……なんて事をぼけーっと考えてた。あんましエレナは気にしてないみたいだけど、いい加減名前で呼んでやりゃいいのになー。
新キャラ登場で、その新キャラ同士(しかも“聖数を刻まれし者”同士)でラブコメとか。割と緊張感が台無し。でもまあそういうの好きだけど。聖櫃(アークス)としてのエレナの出生みたいなものが明かされ、ラスボスが定まり、ストーリーも盛り上がりを見せてくれてまずまずな手応え。じゃあ聖櫃の力を使って何が出来て何が起こる? って部分と、ディーノが指摘した明日香の“隠し事”ってのは何なのか? が特に気になる所。
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