[著者:新木伸/イラスト:さそりがため/ファミ通文庫]★
拓真と美奈のじれったさは前回より軽減。その代わり新キャラ幼妻・理央によるドス黒さ増量。ついでにロクに自己主張出来ず愛人(理央)の正妻(美奈)いびりに振り回されっ放しな拓真のヘタレ度も増量。
いやしかし……理央の独占欲ってやつは、もっとほのぼのした状況で美奈にぶつけられるもんだと思ってたんだけど、ちょっとこっちが引いてしまうくらい真っ黒感情で恐かったわ。何故そこまで拓真を求める事に拘るのか? ってのは、多分理央の近未来世界の状況が関わってるんだろうけど。結局その近未来については、ヒカリの側も含めてまだ明かされてない事実も多いからねぇ。その辺の興味は次巻以降へ持ち越し。
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